比嘉愛未「映画初主演がこの作品で幸せ」
女優の比嘉愛未(27)、俳優の窪田正孝(25)らが24日、都内で行われた映画「飛べ!ダコタ」(10月5日公開)の完成披露試写会に出席した。
終戦からわずか5カ月後の、英国軍要人機ダコタが不時着した佐渡の小さな村が舞台。ダコタの乗務員8人と、彼らを受け入れた村人たちの40日間の交流を描く。
森本千代子役を務めた主演の比嘉は「初主演として参加させていただきました。初めては1度きり。この作品で幸せだなという気持ちでいっぱいです。実話で戦後ですが、暗い話ではないです。日本人でよかったと胸を張れる、前向きな気持ちになれる作品だと思います」と力強くアピール。
千代子の幼なじみの木村健一を演じた窪田も「ここに来ることを楽しみにしていました。現場は寒くて厳しい中で撮影しましたが、たくさんの人の熱い思い、助けがあってでき上がった作品です。遠くまでダコタが飛ばせたらと思います」と笑顔を見せた。
千代子の父を演じる柄本明(64)は「一度制作をしようとして頓挫。一度頓挫するとまた持ち上がるのは難しいですが、そういった過程でできた映画です。楽しく見ていただけたら幸いです。親せき、隣近所の方に宣伝もお願いします。映画というものは見ていただかないと育たない。大きく育ててください」とお願いしてにっこり。
警防団長の高橋を演じたベンガル(62)も「寒くて海岸沿いのロケではいっぱい肌着を着こんで太った人間になってます。今日見て、面白いと思ったら宣伝お願いします。面白くないと思った方はとにかく黙っててください」と笑わせた。