木村文乃、8カ月間撮影の写真集は120点
女優の木村文乃(26)が9日、都内でファースト写真集「ふみの」(ワニブックス)の刊行記念握手会を行った。
写真集を出版するにあたり、「とてもうれしいです。たくさん、手に取ってもらえるから出すことができるので、応援してくださったみなさんに感謝です」と喜びを語った。
タイトル通り素が詰まった1冊で、8カ月間にわたり撮影を行った。「長い時間をかけてるので、私の気持ちもいろいろ変化してるのが切り取られていると思うので、変化が出ているかと思います。最初はこういたい、こうしなきゃという自分の方が強かったんですけど、仕事に対するいろいろな気持ちが少しずつほどけていくのが後半に行くにつれ現れていると思う」と変化を語った。
一番のお気に入りのカットの選択については、「見てもらうからには、見てくださる方とどこかリンクしたい思いがあって…」と思いを明かし、田んぼの中で大きく背伸びをしているカットを選んだ。「見ている方も私と一緒になって深呼吸してもらえるんじゃないかなと思って。このカットが一番好きです。背伸びをしてとか言われてないんですけど、そこに行ったら自然とそういう気持ちになれた」と笑顔で撮影を振り返った。
スイカを食べているカットでは、「種のやり場に困ってしまって、足元の桶の中に種を落としていて…よく見ると種の粒々が見えてしまうので、ほどほどに見ていただけたら」と種明かしをした。
さて、写真集の採点。「ファーストとは言っていますが、次があるかも分からないし、これで最後かも分からないしという点では、120点あげたいと思います」と自信を見せた。