工藤、永瀬との共演「同窓会みたいだった」
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映画「りんごのうかの少女」の初日舞台あいさつが7日、都内で行われ、俳優の永瀬正敏(47)、女優の工藤夕貴(42)、横浜聡子監督が出席した。
青森県でりんご農家を営む三上家の長女・りん子と、反抗期のりん子をもてあます崩壊寸前の家族を描いた物語。
りん子の両親を演じた永瀬と工藤は1989年公開のオムニバス映画「ミステリー・トレイン」(ジム・ジャームッシュ監督)の1編「ファー・フロム・ヨコハマ」以来の共演。工藤は「久しぶりに永瀬くんと共演できたのがうれしかった」と語り、「しかも(今回)共演したのが“ヨコハマ”監督の映画!」と不思議な縁を喜んだ。
撮影で再会したときは「『セットに永瀬くん!』みたいな感じ。同窓会みたいな感じだった」と懐かしさを覚えた様子。永瀬は「あの(1989年の)ときは17歳?全然、変わらんからびっくりしました」と工藤の若々しさに驚き、「こんな子ども(りん子)が生まれちゃって大変だね、という話をしましたよ」と撮影裏のほのぼのしたやりとりを明かした。