常盤貴子「年末のマクベス祝宴を盛大に」
俳優で劇作家・演出家としても活躍する長塚圭史(38)が初めてシェークスピアの演出を務めた舞台「マクベス」が8日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで開幕した。
長塚と初顔合わせとなる俳優の堤真一(49)がマクベス役を、長塚の妻で女優の常盤貴子(41)がマクベス夫人として初のシェークスピア作品に挑むほか、風間杜夫(64)、白井晃(56)ら実力派の俳優が顔をそろえた。
長塚は「東京渋谷の真ん中で上演するにふさわしい繊細さと猥雑(わいざつ)さの入り交じったスリリングな『マクベス』が生まれたのではないかと思います。頼もしいキャスト、スタッフと共に劇場でお待ちしております」と自信たっぷりに呼びかける。
堤は「今まで気が付かなかったシェークスピアの魅力を発見している日々です」と役を楽しんでいる様子をのぞかせ、常盤も「誰の身にも起こりうる話なんだと親近感を感じつつも、その内容に恐怖を感じている日々です。素晴らしい共演者の方々と年末のマクベス祝宴を盛大に盛り上げていきたいと思います」と意気込みを明かした。
同所で、29日まで。
撮影:谷古宇正彦