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「板尾日記9」発売…自身の記録は「財産」

2014年2月27日 20:56
「板尾日記9」発売…自身の記録は「財産」

 タレントの板尾創路(50)が書籍「板尾日記9」(リトルモア)を発売し27日、本サイトの取材に応じた。

 板尾が日々自筆でつづった日記を書籍化したもので、本作で9冊目。2013年1月1日から12月31日までをまとめた1冊となる。
 「僕が1日何をしたとか何を食べたとか、子どものこととか仕事のこととか。特にエンターテインメントが詰まっているわけではないですが、9年も続いて1つの大きな流れになって、なんともいえない本になってしまいました」と紹介。

 表紙は親交のある女優の酒井若菜(33)が撮影したものが用いられた。
 2人の穏やかな関係性が感じられる1枚で「彼女のカメラ知識は普通のレベルなんですけど、さりげない写真が日記にはある意味ふさわしいのかな。彼女なりの感性が光る、いい感じになっております」とアピールした。

 娘のポコちゃん(愛称)の成長ぶりや日々の出来事が自身の言葉でつづられており、「誰に向けて書いてんねん、というのもあるけど。でもまあ、ちょっと有名な人の人生をずっと読んでいると変化があっておもしろいのかな、という。続けることに意味があるんでしょうね。読んでいる方が『同じものをこの時見ていたな』とか、そういう楽しみ方もあると思う」と日記として発表する意味を自己分析。

 「自分の日記がこうやって、本になって残るというのは自分の財産やな、と思う」と大切そうに本をながめつつ、「多少なりともお金をもらっているのがもったいない。買ってもらっている方にはいつか恩返ししないとなあ」と笑顔をのぞかせた。