40周年アルフィー、高見沢が還暦飛翔
デビュー40周年を迎えた3人組バンド「THE ALFEE」が27日、さいたまスーパーアリーナで夏のイベント「THE ALFEE 40th Anniversary 40年目の夏」を開催。26日の公演と合わせ、3万5000人を動員した。
約2年ぶりとなる夏のイベント。2日目のこの日は、1983年の楽曲「ジェネレーション・ダイナマイト」で幕を開けた。
メンバーの坂崎幸之助(60)、桜井賢(59)、高見沢俊彦(60)は、40年後の自分たちについてもトーク。桜井が「できたらこのままいたいね」と“現役”を望むと、高見沢は「夢としては世界最高齢のロックミュージシャンでいたい。世界で初めてロングヘアの100歳」と目標を掲げた。
アンコール1曲目「LONG WAY TO FREEDOM」では、高見沢が約10年ぶりのフライングを披露した。還暦とあって赤いラメ入りの衣装で、歌いながら高さ13メートルまで飛翔。
40周年記念曲「英雄の詩」(8月26日リリース)も初披露し、高見沢は「40年たって思うのは、アルフィーは今も昔もこれからもライブバンドである。それをきのうときょう、ゆるぎない事実と感じました。ですから、これからもツアーを続けます」と決意表明。「これからのアルフィー、どんな未来になるか分かりませんが、人生をかけて立ち向かっていこうと思います」とファンに約束し、約3時間半のステージを終えた。