こうせつ、島倉千代子さんは「純粋な歌声」
フリーアナウンサーの徳光和夫(73)、歌手の南こうせつ(65)らが7日、東京・丸の内のJPタワー「KITTE」で行われた「島倉千代子・こころ展」のオープニングセレモニーに出席した。
昨年11月8日に肝臓がんで亡くなった演歌歌手の島倉千代子さん(享年75)の一周忌をしのび、思い出の品々約250点を展示。7日から9日まで同所で開催される。
徳光は島倉さんの名曲「からたち日記」の歌詞を取り上げ、「『幸せになろうね』っていう(部分の)語り口調は島倉さんのそのものの人生。島倉さんの人柄を表す」と話し、「偶然、島倉さんのお父さんと私の親父がまったく同じ名前で同じ字でした」と共通点を語った。
南は島倉さんとの“出会い”を「小学生の時にラジオから聞こえた鈴の音のような純粋の響きで、こんな純粋な歌声があるんだと思った」と明かし、遺作となった「からたちの小径」のレコーディングを回想。「正確にはレコーディングの場所にはいなかった。終わった後に連絡をもらい、『人生の最後にこんなにすばらしいセッティングをしてくれたことを感謝します』って話をしてくださった」と報告した。