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【“昔っぽさ”がおしゃれ】文具女子が熱中 “シーリングスタンプ”の魅力は「作る過程の楽しさ」

2022年11月25日 6:40
【“昔っぽさ”がおしゃれ】文具女子が熱中  “シーリングスタンプ”の魅力は「作る過程の楽しさ」
シーリングスタンプの魅力を『文具女子博』で取材
5万点以上の文具が集結し、今年で6回目を迎えた『文具女子博2022』が23日、東京で開幕。女性たちが「“昔っぽさ”がおしゃれ」と、その魅力にハマる注目のアイテムを取材しました。

■人気急上昇“シーリングスタンプ”って何?

それが、“シーリングスタンプ”。文具女子博実行委員会が、「ここ最近で特に注目されていて、扱うメーカーも増加している」と話す、人気急上昇中のアイテムです。

手紙などに封をする際に使われ、丸い形で真ん中にデザインが施されている“シーリングスタンプ”。文具女子博のブースの1つ『シーリングワックス専門店 FooRow』では、丸い形を作る素(もと)となる“ワックス(植物性樹脂)”や、花柄・イニシャルといった様々なデザインの“スタンプヘッド”など、一から“シーリングスタンプ作り”を始めることができるアイテムがずらりと並べられていました。

■所要時間は2~3分 シーリングスタンプの作り方

一見、ハードルが高いように見える“シーリングスタンプ作り”。その作り方を、担当者に見せてもらいました。


1.シーリングスタンプの素(もと)となる“ワックス”と呼ばれる粒を、スプーンに4粒ほど載せる

2.火をつけたロウソクなど(※今回はエンボスヒーターを使用)にスプーンをかざし、ワックスを溶かす

3.ワックスが溶けて液状になったら、そのまま手紙に垂らす(今回は大理石のスタンプ台を使用)

4.その上からスタンプをギュッと押して、完成


4つの工程の所要時間は、わずか2~3分。このお店では、必要な道具を5000円ほどでそろえることができるといいます。

■「一筋縄ではいかない」“作る過程の楽しさ”が人気

20代や50代の女性に人気だという、シーリングスタンプ作り。担当者は、「初めてやると、まん丸にしたくてもなかなか丸くならない。一筋縄ではいかないところも、楽しさの1つ」と話し、「コロナ禍で始めた方が“(ワックスが)溶けていく様子に癒やされた”という声もありました」と、“作る過程の楽しさ”が人気の理由の1つだといいます。

■経験者が語る ハマる理由は「きれいに押せたときの喜び」

“シーリングスタンプ”のアイテムを熱心に見ていた来場者に話を聞くと、「きれいに押せたときの喜びと、“昔っぽさ”がおしゃれに見えて好きです(30代女性)」「ちょっと手間をかけて、作ってみたいと思って始めました。最近、いろんな色のもの(ワックス)が増えていて、再燃している感じ(40代女性)」と回答。

また、「娘が興味を持っていた」という理由で訪れた親子も。小学5年生の女の子(10)は、「(家に帰って)すごくやってみたい。楽しみです」と語っていました。

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