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松村雄基 歴代の愛車を襲った数々の“災難エピソード”明かす 車に「犬小屋が刺さった!」

2022年6月18日 22:00
松村雄基 歴代の愛車を襲った数々の“災難エピソード”明かす 車に「犬小屋が刺さった!」
歴代の愛車を襲った数々の災難を明かした松村雄基さん
これまで数々の不良役を熱演してきた、俳優の松村雄基さん(58)が、歴代の愛車を襲った数々の“災難エピソード”を明かしました。

松村さんは、高校2年生の時に俳優デビュー。1980年代にはドラマ『不良少女とよばれて』や『スクール☆ウォーズ』などで活躍、数々の不良役を熱演し人気となりました。

■“災難”の始まり…納車6時間後に事故

“不良役のイメージ”が強い松村さんですが、中学生の時には生徒会長を務めたこともある普通の学生だったそうで、「車に全く興味はなかった」と学生時代を振り返りました。そんな松村さんは20歳のころ、事務所の社長から「俳優の仕事に役立つかもしれない」と勧められ、自動車免許を取得しました。

免許の取得後、22歳の時に人生で初めて購入したという車が『ホンダ プレリュード』。当時、若者たちから支持を得ていた人気の車で、松村さんは購入理由について、「リトラクタブルヘッドライト(格納式ヘッドライト)がかっこいいんです。点灯するとき、ウインクする感じがまたかわいいんですよね」と懐かしみました。

人生で初めて購入した車を納品したその日、松村さんは“まさかの事態”に見舞われたそうで、「納車して6時間後に、右車線に路線バスが走っていて、僕は左車線を走っていたんですけど、左折するときに、大きく右に膨らんでしまって、路線バスと接触してしまったんです」と恥ずかしそうに、買ったばかりの愛車に傷をつけてしまったことを明かしました。

■ベンツ購入も車体が“ザラザラ” 謎の塗料の原因は?

その後、松村さんは『ホンダ レジェンド』を経て、『メルセデス・ベンツ 300CE-24』を購入。「ちょうど『スクール☆ウォーズ2』の撮影が始まる時で、撮影現場などで俳優仲間に『頑張ってベンツ買ったよ!』って自慢して、イキがってました」と当時を振り返りました。

『メルセデス・ベンツ 300CE-24』は10年所有していたという松村さん。しかし、この車でもある事件があったそうで、購入して1か月後、手洗いで洗車するとなぜか車体が“ザラザラ”だったそうです。「磨いてもとれないなって。自宅前のビルの塗装工事の塗料が全部車にかかって…」と、災難に見舞われ車体の塗装を全部塗り直したことを明かしました。

また、イタズラで傷をつけられたり、故障で窓が開閉できなくなったり、アクセルが効かなくなったりしたそうです。

■「犬小屋が刺さった!」愛車を襲った珍エピソード

さらに、災難は続き「そういえば、もっとひどいことあったんです!犬小屋が刺さった!」と興奮気味にコメント。「強風だった日に、車で撮影現場に行ったんですけど、撮影から終わって車に戻ったら、“犬小屋”が俺の車に刺さってたんです。どうやら強風で、撮影現場にあった犬小屋が飛ばされて、車体に刺さったみたいです」と、愛車を襲った珍エピソードを明かすと、「でも、こういうことがあったから愛着がわくんですよね。この車はとことん乗ってあげなきゃいけないなって思って10年乗りました」としみじみと語りました。

■買い替えても災難続く 盗難被害もあっていた

愛車のベンツで撮影現場や劇場などに向かうことが多かった松村さんですが、車の不具合により遅刻しそうになってしまうことがあったそうです。

あまりにも故障するので、38歳の時に、『トヨタ ランドクルーザー プラド』を購入。国内生産で“トヨタなら安全”だろうと思い買い替えたそうで、これまで車高が低い車ばかりでしたが、マネージャーにオフロード(荒れ地)を走るような、車高の高い車を勧められ購入を決意。松村さんは「雪が積もってもノーマルタイヤでも全然大丈夫でしたし、渋滞のとき、見晴らしが広いから気分も変わります」と魅力を語りました。

しかし、車を買い替えても災難からは逃れることができなかったそうで、「購入して7年目か8年目の時、家の駐車場を見たら止めていたはずの車が無くなっていて…」と、盗難被害にあっていたことを明かしました。

■“災難続きの愛車遍歴”は現在も…

盗難によって愛車を失った松村さんが新たに購入したのが、“盗まれた腹いせに購入した”という、以前と全く同じの『トヨタ ランドクルーザー プラド』でした。

44歳で再購入して以降、15年間乗り続けていて現在の走行距離は約11万キロ。1度も大きな故障がないそうですが、愛車を襲う災難は今も続いているようで、「今日ここ(収録現場)に向かう直前にボンネットに、謎の液体がかけられてることに気づいて! 収録後、車体の塗装を全部塗り替えることになると思います…」と話すと、続けて「やっぱり、こういうことがあるから、車が動かなくなるまで乗ってあげたいなって思います」と、語りました。

■歴代の愛車は“人生の伴侶”

これまで数々の愛車と共に人生を過ごしてきた松村さん。「演じる役柄のセリフとかも車で練習するんです。やんちゃな役が多いので、家では練習できないので、車内で『テメー!この野郎!』ってセリフを覚えていましたし、ストレスを発散する場所として、愚痴とかも車内で言ってるし。きっと愛車たちは僕の悲しみや喜びを見てくれてると思います」と感慨深げに話すと、「たまに、『調子悪いな!』とか車に文句言うと、本当に調子悪くなったりするんですよ。本当の伴侶みたいで不思議ですよね…」とほほ笑みながら振り返りました。

(6月18日放送のBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴』を再構成)