歌舞伎俳優の中村小山三さん死去、94歳
現役最高齢の歌舞伎俳優、中村小山三(なかむら・こさんざ=本名・福井貞雄)さんが亡くなったことが7日、分かった。94歳。
所属事務所によると6日午前11時24分、虚血性心不全のため都内の病院で死去したという。
通夜は8日午後6時から、告別式は9日午前11時から、いずれも東京都中野区中央2−33−3の宝仙寺で営まれる。
喪主は歌舞伎俳優の中村勘九郎と七之助。
小山三さんは、1920年生まれ。幼くして三代目中村米吉(後の十七代目中村勘三郎さん)に入門し、1926年に中村小米を名乗り初舞台を踏んだ。その後は中村蝶吉を経て、1948年に中村しほみと改め名題昇進。1959年に二代目中村小山三を襲名した。