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Chu-Z、つんく♂とパソコンで会話

2015年6月11日 15:18
Chu-Z、つんく♂とパソコンで会話

 6人組女性アイドルグループのChu-Z(チューズ)が11日、都内でサードシングル「Tell me why 生まれて来た意味を知りたい」の披露ライブを行った。

 作詞・作曲は、昨年10月に喉頭がんの手術で声帯を摘出した音楽プロデューサーのつんく♂。術後初めて「ハロー!プロジェクト」以外のアイドルに提供した楽曲となる。

 Chu-Zのプロデューサーでダンスパフォーマンスグループ「PaniCrew」のYOHEY(41)は、今年の初めに楽曲制作のオファーをしたが、つんく♂の病状について知らなかったという。
 「自分の後輩がつんく♂さんの会社にいたので、『(つんく♂さんの)楽曲で振り付けがしたいから、お願いしてもいい?』って聞いて。『ちょっと今、いろいろ大変なんで』とは(後輩に)言われたけど、それでもいまいち状況は分かっていなかった。『会って熱意を伝えたい』と伝えたら、(つんく♂さん側から)連絡が来たという感じですね。お会いした当日に(声帯を摘出していたことを)知った」と振り返った。

 3月中旬にはメンバーひとりひとりが、つんく♂と面談を行ったという。
 リーダーの麻衣愛(まいあ=26)は「パソコンに文字を映し出して会話をしました。だいたい15分くらいで、小さいころから今にいたるまでを楽しくお話させていただきました」とほほ笑んだ。

 メンバー全員が20歳を越えているアイドルグループとして、目標は日本武道館でワンマンライブを行うこと、と明快。
 あすか(25)は「私は今年26歳になりますし、後がない。でもこの歳だから真剣に頑張れると思うんです。10代だったら調子に乗っていたと思う。がけっぷちアイドルです」と危機感をあらわにし、笑いを誘った。