哀川翔、初ミュージカル。長女とも初共演
俳優の哀川翔(54)、哀川の長女で歌手のMINAMI(31)らが17日、都内でミュージカル「ヘッズ・アップ!」の製作発表記者会見に出席した。
俳優で演出家のラサール石井(59)が原案・演出・作詞を担当し、ダメ元で哀川夫人が社長を務める所属事務所に出演を依頼したところ、哀川本人の返事を待たず夫人が快諾。哀川のあずかり知らぬところで、ことは運んだという。
哀川は「話をもらった時にはすべて決まっていました。ミュージカルも初めてだし、舞台っていうのも2回目。ほとんど素人に近い」と困り顔をのぞかせつつ、パフォーマンス集団「一世風靡セピア」に在籍していた実績を引き合いに、「昔は歌って踊ってましたからね、自分も。ただの舞台よりは得意なんじゃないかと自分で自分に言い聞かせている。ラサールさんが言うんだったら乗りますよって。やるって言ったら、やりますよ、きっちり」と意気込みを示した。
娘のMINAMIとも初共演になる。
MINAMIが出演することを知ったのも同舞台のポスター撮影当日だったと明かし、「(撮影場所で)『お前、なんでいるの?』と言ったら『私も出ている』って…。うちの子ども、みんな勝手だよ」と苦笑い。報道陣から娘へのアドバイスを聞かれると「俺が(舞台)2回目だよ?アドバイスできるわけないじゃん!」と大声で慌てふためいた。
出演が決まったからには腹も固まったようで「自分自身でも楽しみになってきた」とにんまり。約15年ぶりに「バク宙くらいやってもいいかな」と、一世風靡セピア時代の得意技だったバク宙に再挑戦する構想も明かした。
11月13日初日、KAAT神奈川芸術劇場で。