風間トオルが有馬温泉街の魅力を紹介 街並みやグルメを満喫し「タイムマシンに乗った気分」
俳優の風間トオルさん(59)が、3日放送の『バカリズムの大人のたしなみズム』(BS日テレ)に出演。温泉街が大好きで、日本の温泉街の半分は制覇したという風間さんが、情緒あふれる兵庫・有馬温泉街に訪れ、知られざる歴史から絶品神戸牛グルメなどの楽しみ方を紹介しました。
■豊臣秀吉も愛していた歴史の古い有馬温泉
ロケでもプライベートでも頻繁に有馬温泉を利用するという風間さん。まずは温泉街に来たら必ず訪れるという『湯泉神社』へ向かいました。風間さんは「その土地に来たら、その土地の守り神にご挨拶させていただくのが僕のたしなみです」と楽しみ方を紹介しました。
この神社には有馬温泉の起源にまつわる伝説があるそうで、神社にまつられる神様たちが、温泉の効能で傷を癒やしていく “三羽のカラス” を発見し、有馬の温泉が誕生したと伝えられています。
今回は有馬温泉駅から天神泉源のある神社まで、歴史や趣を知ることができる約700メートルのルートを散策。最も歴史の古い温泉の一つといわれる有馬温泉は、豊臣秀吉など多くの歴史上の偉人たちも愛していたといわれており、秀吉の石像や、秀吉の敬称 “太閤” にちなんで名付けられた『太閤橋』、豊臣家の家紋で日本政府の紋章として使われている『五七桐』もあります。
土産物店や飲食店がたち並ぶ観光の中心地からの景色に、風間さんは「高い山に囲まれてる中に(有馬温泉街が)ひっそりあるのがいい。昔は来づらい場所だったんだろうね、これだけ山が高いと。(秀吉が)よく通っていたってことはそれだけここを愛していたんだよね」と歴史に思いをはせました。
■地産地消が風間流のたしなみ方 絶品神戸牛を堪能
そして、昭和レトロな雰囲気の残る湯本坂をわき道にそれると、風間さんがどうしても行ってみたかったという店でランチタイムに。神戸でとれたものを出している店へ向かいました。
風間さんは「土地でとれたものをいただく地産地消、これが僕のたしなみです」と紹介。釜飯とセットで頼める「神戸牛の湯けむり蒸し」を注文しました。神戸牛をポン酢とゴマダレで楽しんだ風間さんは「お肉がおいしいから何をつけてもおいしい」と語り、鮭やタコなど新鮮な地元食材の詰まった釜飯には「やっぱり選び抜いているね、兵庫県のいいものをね」と大満足。
食後のデザートに、有馬の銘菓・金泉焼を食べると「おしょうゆの香ばしい香りとあんこの甘みが合わさって不思議な味ですね。日本の味が楽しめる感じ」と舌鼓を打ちました。
■足湯に大興奮「温かい」
続いて公衆浴場に併設されている足湯に向かった風間さん。無料で開放されている足湯につかると「うわ~温かい。気持ちいい!」と大興奮。周りの人たちとオススメの食べ物のことなど情報交換をしながら楽しみ「足湯って知らない方と話せるし、情報持ってる人が多いよね。いろんなことが知れるきっかけになって楽しい」と明かしました。
■風間さんにとって有馬温泉街とは…
そして最後は兵衛向陽閣の貸し切り露天風呂『夕霧』へ。一日の締めくくりに温泉に入った風間さんは「温かくて気持ちいい」と満足げ。「風間さんにとって有馬温泉街とは?」と聞かれると、「街並みは昭和レトロだけど、いろんな話を聞いてるうちに大正、明治の話まで出てきて、タイムマシンに乗ったような、そんな気分にさせてくれる温泉街。また絶対来たいね」と明かしました。
写真:(C)BS日テレ