俳優の古田新太（５０）、女優の多部未華子（２６）、りょう（４２）らが５日、東京・渋谷のパルコ劇場で舞台「ツインズ」（長塚圭史作・演出）の公開舞台けいこに出席した。

　古田とは２００５年の舞台「ＬＡＳＴ　ＳＨＯＷ」以来１０年ぶりのタッグとなった長塚は、「まさか集まらないと思っていた夢のメンバーが集まっている。女優さんは（自分が）ファンだった３人だし、本当にありがたいメンバー。舞台化するのに困難な劇にもくらいついてくれている。その結束は幕が開いたらさらに強くなっていくと思う」と自信をみなぎらせた。

　古田は「長塚くんが久しぶりに誘ってくれたんです」としつつ「まだ始まっていないけど、早く終わればいいな」とボヤき節。長塚の演出に「細かい！あと、けいこが長い！」と声を大にして訴え、笑いを誘った。
　りょうも「早く台本ができて、せりふを入れるのが早めにできたので余裕があっていいな、と思っていたら、その後（の演出）が細かくて大変でした。いろいろ探りながらやりました」と本音を吐露した。

　６日に初日を控える。
　多部は「まだ実感がわいていないです。ぼんやりしています」とマイペースでにっこり。父親役を務める古田は「非常にクールな娘で頼りになります。先ほども、私がせりふを忘れてもついてきてくれました」と多部のサポートを明かし感謝した。