稲葉浩志、談春と対談「あまりにもロック」
ロックユニット・B’zの稲葉浩志(51)が、落語家の立川談春(49)と異色の対談を果たした。
この模様は、稲葉のソロ活動におけるオフィシャルサイト「en−zine」で公開中。
これまで稲葉は同サイトの企画で、歌手で俳優の福山雅治、ラウドネスの二井原実、カスタムバイクビルダーの木村信也氏と対談してきたが、このたび新春にふさわしいゲストとして談春にオファーをした。
収録はこのほど、都内で行われた。談春は冒頭、カメラ目線で「え、誰?と思った、あなた。決して間違いではございません」と呼びかけてスタッフの笑いを取るなど、対談は終始、和やかムード。
稲葉はDVD「立川談志 立川談春 親子会 in 歌舞伎座」を見て落語に興味を持ったそうで、「あまりにロックなドキュメンタリーだったので…」と感想を伝えたほか、談春に「落語家の方々はノドのケアをどうされているのか?」などと質問を投げかけた。
また、2人が落語家とミュージシャンという“演者”としてのこだわりを真剣に語る場面もあり、60分に及ぶ対談は見どころ満載で、談春は「稲葉さんに落語を見てもらったよ、ということは、僕個人ではなく落語という芸能にとってとてつもなくプラスであり、幸運なことにこの対談でそれほど悪印象は持たれなかったようなので(笑)、もう少し頑張っていこうかなと」と、にっこり。
稲葉は「落語という言葉は日常生活の中でよく耳にするし、落語そのものに触れることはいつでも出来ると思っている方もいると思いますが、この巨大な得体の知れない芸能の世界の入り口を談春さんはいっぱい作ってくださっているので、入り口を見つけたら、皆さんどうぞ見逃さずに入ってみてほしいなと思います」と呼びかけて対談を締めくくった。