上坂すみれ、中野ライブは「やり続けたい」
声優で歌手の上坂すみれ(24)が12日、東京・中野サンプラザホールでライブ「超中野大陸の逆襲 草莽の巻」を開催した。
1月にリリースした2枚目のアルバム「20世紀の逆襲」を引っ提げた公演で、同会場2日間で計4000人を動員。
開演前に取材に応じた上坂は、「自分のライブでは初めて生バンドの方に来ていただいたり、ダンサーさんも前回と比べてすごく人数が増えた。新曲も増えて転換の映像とかもすごく凝っていて、すごく手間暇かかったライブになった」とアピールした。
会場がある中野は、上坂にとって「サブカルチャーとの出会いの場」と、特に縁が深い地。中野サンプラザは来年以降に改修工事が予定されているが、「ライブが出来たらどこでもいいんですけど、中野サンプラザは改修(工事)されない限りはやり続けたい」と熱望。「改修工事に入ったら(会場は)野原とかでもいい。大規模なところでやるような人種ではないと思っているので、特に武道館とかはいいです」と謙虚に話した。
また、最近では声優業とアーティスト業の両立にも慣れてきたという。「声優としても毎日仕事をしていてライブの期間になるとリハーサルをしてっていうのが前は切り替えが大変だったんですけど、今は肩の力を抜いて取り組める。(両立を)楽しむっていうことが分かってきた」と余裕の笑顔を見せた。