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北村匠海「やりづらそうだなと思った節はあります」 監督からの恨み節に苦笑い

2023年11月10日 22:25
北村匠海「やりづらそうだなと思った節はあります」 監督からの恨み節に苦笑い
北村匠海さん
俳優の北村匠海さん(26)が10日、出演する映画『法廷遊戯』の公開記念舞台挨拶に、主演のKing & Prince永瀬廉さん(24)、杉咲花さん(26)、深川栄洋監督(47)と登場し、“すごく楽しかった”という撮影期間を振り返りました。

映画『法廷遊戯』(全国公開中)は、小説家であり弁護士でもある五十嵐律人さんの同名小説が原作。裁判ゲームの果てに起こってしまった殺人事件をきっかけに、ロースクールの同級生3人の隠された真実が暴かれていく物語です。

北村さんは、公開初日を迎えたことについて「僕自身は撮影日数は少なかったんですけど…」と、自虐気味に挨拶。それに対し、永瀬さんがほほ笑むと「笑ったね今」とすかさずツッコミを入れ、仲の良さを感じさせました。

また、撮影日数は5日間だったという北村さん。永瀬さんが「5日間とは思えないくらいのしゃべる量だった」と明かすと、杉咲さんも「博学な方なので、話が次から次に派生していって、気づいたら“北村劇場”になっていました」と振り返りました。深川監督も「5日間の割には、ずっとこの映画は北村を感じながら進んでいくので、すごく費用対効果が高い」と北村さんの存在感を絶賛しました。

さらに深川監督が、他の作品でもタッグを組んでいた北村さんについて撮影裏を明かす一幕も。“やりにくかったです”と冗談交じりに答えながら、「僕が(永瀬さんと杉咲さんに)芝居のことを言うと、すごくニマニマしている北村さんがいて、すごくやりにくかったです。あと北村さんに、昔やった演出をやってしまった時があって、“出た!”って言われて。“それ出た”って監督つぶしと思っていました」と恨み節。

これに北村さんは「深川さんへの愛ですから。この話をいただいたときに、結城馨(北村さんの役名)としてもそうだし、北村匠海としても現場でニマニマしていようと思って。面白いことが常にあるなって思っていました」と弁解。それでも「確かに、監督がやりづらそうだなと思いながらやっていた節はあります」と明かし、会場の笑いを誘いました。