永作博美、一葉の5千円札「たまってます」
女優の永作博美(45)らが25日、都内で行われた舞台「頭痛肩こり樋口一葉」(井上ひさし作、栗山民也演出)の製作発表会見に出席した。
「たけくらべ」などの作品を残した小説家・樋口一葉の没後120年を記念した、東宝・こまつ座提携特別公演。
主人公の一葉を演じる永作は、「短命な方だったこともあると思いますが、樋口一葉の人生の内容をご存じない方が多いのかなと、この舞台に携わるようになって感じました。井上さんが感じた一葉を、台本をしっかり読み込んで端から端まで出していけたらと思います」と意気込みを語った。
一葉が肖像として描かれている5千円札への愛着は、すでに日に日に深まっているそうで、「(愛着は)ありますよ。あんまり人に渡したくないですもん」と笑み。「最近、たまってきています。5千円札が」と、意外な財テク効果を明かし笑いを誘った。
8月5日から、東京・日比谷のシアタークリエで。その後全国ツアーも予定されている。