×

玉置浩二、完全復帰を報告「高校生のよう」

2016年6月2日 23:18
玉置浩二、完全復帰を報告「高校生のよう」

 歌手の玉置浩二(57)が2日、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで「PREMIUM SYMPHONIC CONCERT −21st CENTURY RENAISSANCE−」の初日公演を行った。

 大腸憩室(けいしつ)に細菌性の炎症(憩室炎)を起こして入院していた玉置の復帰ライブ。
 紺のジャケット姿で登場した玉置は指揮者と握手をかわし、オーケストラをバックに気持ち良く歌声を響かせた。

 玉置はこの日、約2時間のステージで「夜想」のほか、メドレーで「ワインレッドの心」など19曲を熱唱。
 「悲しみにさよなら」では歌詞の「愛をふたりのために♪」という部分を「愛を熊本のために♪」と替えて歌い、熊本地震の被災者にエールをおくった。

 終演後、報道陣の取材にも対応し、ステージを終えた感想を聞かれると「元気に、頑張れました」と、にっこり。
 体調についても「高校生のころのようにスッキリしています。24日間、絶食だったので、5キロやせました」と報告した。

 復帰のステージに喜びもひとしおで、「生きている限り2本の足で立って歌っていたい」と改めて宣言。
 大腸憩室(けいしつ)炎は1996年、2003年にも患っていることも明かし、現在は「(お酒を)飲んでないです。一緒に奥さん(青田典子)もやめてくれたんです。奥さんだけ飲んでも飲みたくなるので。一生する。いや、一生なんて人生の中でないかも」とジョークを交えつつ断酒を誓った。