秋の叙勲で旭日重光章に選ばれたタレントで元参議院議員の西川きよし（７０）が、所属事務所を通じてコメントを発表した。

　西川は「このような栄誉を授かりまして、皆様の今までのご支援ご協力の賜物と思いまして、心からの感謝と御礼を申し上げます」と周囲のサポートあってこその受章と強調。
　「３期１８年にわたり政治家として活動させていただき、微力ではありましたが、さまざまな福祉制度の拡充などを実現させていただくことができました。最初はタレント議員に何ができるのかと、ご心配される方もいらっしゃいました。それだけに国会議事堂で行われた開会式に臨んだ時は感無量で、ここからがスタートなんだ、死ぬ気で頑張るんだと自分に言い聞かせて身震いしたことを鮮明に覚えています」と振り返った。

　そのうえで「古希を越えた今もこの気持ちは衰えていません」と、きっぱり。
　「希望があって、家族の団らんがあって、心の豊かさがあって、今の時代を生き抜くためのエネルギーを皆様とご一緒に見いだして行けたらと思っております。これからもこの受章に恥じないように、小さなことからコツコツと福祉に精進してまいります」と誓いを立てた。