プロレスラーの長州力（６４）、天龍源一郎（６６）、お笑い芸人の長州小力（４４）が２９日、都内で行われた「長州力ＤＶＤ−ＢＯＸ　革命の系譜　新日本プロレス＆全日本プロレス　激闘名勝負集」（１２月７日発売）の発表会に出席した。
　長州のプロレス人生を２５時間以上に及ぶ試合映像で振り返るＤＶＤ−ＢＯＸ。特典映像として長州と天龍のスペシャル対談も収められている。

　過去の試合について長州は「結構長くやりましたから、記憶に残っていないものもある」と苦笑い。天龍との試合は覚えているそうで、「記憶に残っていますね。そして、今頃になって（天龍と戦ったときの）後遺症が出てきていますね」とほほ笑むと、天龍も「ダメージを受けたのは僕の方。あの頃は俺のプロレスでの青春時代ですよ」と目を細めた。

　滑舌の悪さが返ってセールスポイントとして知られる２人だが、スペシャル対談にはテロップが付いていないという。
　取材陣が「大丈夫ですかね？」と不安がると、２人に代わり小力が「だからＤＶＤなんですよ！家で何回も見ればいい」と熱弁し、長州を照れさせた。

　バラエティー番組で長州と天龍の姿を見る機会も多いが、長州は「バラエティーは僕の職業じゃないから。迷惑をかけていると思う。大変ですよ、タレントさんは。いきなりいなくなったりするし」と、流行のサイクルの早さに驚いているとぽつり。
　小力が「長州さんの名言があるんですよ。『途中で光らなくなるんだったら、最初から光るな』っていう。多分ご本人、覚えていないでしょうけど…」と話しを引き継ぎ、笑いを誘った。