【続報】SUGIZO「ロックし続けたい」
ギタリストのSUGIZO(47)が8日、東京・青山葬儀所で行われた元ユニバーサルミュージック会長の石坂敬一さん(享年71)のお別れ会に参列し、思い出を語った。
「今年で僕はソロデビュー20年なんですけど、その20年前に僕のソロの面倒を見てくれたのが、石坂さんだった。あまりにも早い別れだったな。でもとても運命的な出会いをしてきたので、感謝の気持ちでいっぱいです」と第一声。
石坂さんはレコード業界一筋。1968年に大学卒業後、東芝EMIに入社し、洋楽ディレクターとしてビートルズやピンク・フロイドを担当。日本に洋楽のロックを定着すべく尽力した。
SUGIZOは「石坂さんの既成概念を壊していく生き方が好きだった。『新しいことをいつもやれ!』とケツを叩かれていました」としみじみ。アーティストも世の中でのし上がるため「帝王学を学べ」と教えられたという。
そのロックイズムを引き継ぎ、「僕も命ある限りは、ロックと美学と自分の精神性や哲学を全うしていきたい。いつかあちらにいったとき、石坂さんによくやったなと言われるように、悔いなく音楽を続けていきたいな」と語った。