吉田拓郎、かまやつさんとの思い出語る
歌手の吉田拓郎(70)が8日、都内で行われたニッポン放送春の新番組パーソナリティー発表会見に出席。1日に膵がんのため亡くなったミュージシャン・ムッシュかまやつさん(享年78)の思い出を語った。
拓郎が作詞作曲をしたかまやつさんの代表曲「我が良き友よ」の秘話について、「かまやつさんのスタッフから、とにかくヒット曲を作りたいという、話があったんです。僕の大学の友達にバンカラな応援団にいた仲間がいて、彼をモデルにして歌にしたいと思っていたので『我が良き友よ』を作りました」と回想。
曲が完成し、かまやつさんに渡した際には「第一印象としては歌いたくなかったみたいです。ロックをやっていた人だから、そういう趣旨からするとバンカラな感じの歌って、自分には似合わないと判断されて当初は、嫌がっていたと思います」と続けた。
その後も親交があり、「最近までメールをやり取りしながら、お互いのこれまでの長い付き合いについてやり取りする友人関係が続いていました」と振り返った。
会見には、初めてラジオのレギュラー番組を担当することになった俳優の菅田将暉(24)も出席。「(ゲストに)この業界の人以外の友だちも呼んでみたい。顔を出さない(ラジオ)ならでは。洋服を一緒に作っている友だちとパーソナルな話をしたいですね」と理想を語った。