アイドルグループのＨＫＴ４８が１４日、東京・ＮＨＫホールで「春の関東ツアー２０１７　〜本気のアイドルを見せてやる〜」のファイナル公演を開催。体調不良で出演を見送っていた兒玉遥（２０）も復帰した。

　オープニングで、スポットライトに照らされた兒玉遥が登場すると大歓声がわき起こり、兒玉は笑顔で「今こそＨＫＴ４８が本気のアイドル見せてやるー！」と宣言。メンバーが客席から登場し、大歓声の中、楽曲「最高かよ」でステージは幕を開けた。
　続けてデビュー曲「スキ！スキ！スキップ！」やヒット曲「メロンジュース」などアップテンポなナンバーをノンストップで披露。ＭＣ（曲間トーク）でチームＨのキャプテン・松岡菜摘（２０）が「はるっぴ、おかえりなさい！」と声をかけると、兒玉は「オープニング、すごい緊張しました！」と充実の表情で話した。

　アンコールでは、卒業を発表している２期生の井上由莉耶（１７）と岡本尚子（２１）に向け、メンバーが楽曲「草原の奇跡」を披露。会場では緑色のペンライトが揺れ、涙を流すメンバーの姿も。
　岡本は「本当にステキな景色とたくさんの愛をありがとうございました！」と感謝の思いを伝え、井上も「本当に幸せでした。最後まで全力のアイドルで頑張りたいと思います！」と、にっこり。会場は温かい拍手で包まれた。