俳優の遠藤憲一（５６）が３日、都内で行われた「森永製菓チョコボール新おもちゃのカンヅメ＆新ＣＭ発表会」に出席した。

　「おもちゃのカンヅメ」シリーズに「しゃべる！金のキョロちゃん缶」が登場。遠藤が出演する新ＣＭ「なでるとしゃべる」編の放映も同日、スタートした。

　ＣＭ撮影では「普通に笑顔で子どもに接するのかな」と思っていた遠藤だが、「ほとんど真顔で」という指示を受けたそうで、その意外な演出を「チョコボールのＣＭ、すごいな」と驚きとともに回想。
　普段は強面（こわもて）の役柄が多いだけに、「（チョコボールは）かわいらしいでしょ？（自分で）大丈夫かな？って」と商品イメージを心配した。

　発表会では遠藤の顔型から取った３Ｄマスクが金のキョロちゃんのくちばしにぴったりはまった「金のエンキョロちゃん缶」も、お披露目。
　そのあまりにリアルな出来に、遠藤は「あの…。もうちょっとかわいいのを作ればいいと思うんだけど…」と苦笑いした。

　１９６７年に発売を開始した「チョコボール」は、今年で５０周年を迎える。
　遠藤は「（自分が）役者デビューしたのが２１（歳）だから、（５０年続けるには）７１まで」と自身の俳優人生と重ね合わせ、「大変なことなんだなあ」と、しみじみ。「目標にしようかな。７１まではなんとか俳優人生、頑張っていきたいな」と決意を語った。