女優のかたせ梨乃（６０）、元サッカー日本代表のラモス瑠偉氏（６０）が５日、都内で行われた「第３回プラチナエイジ授賞式」に出席した。

　６０歳以上のすてきな人生を送り、輝かしい活躍をしている人を各分野から選考し“プラチナエイジスト”として表彰するもの。本年度のベストプラチナエイジストにラモスとかたせが選ばれた。

　昨年１２月に脳梗塞を発症し、３月に退院＆復帰会見を開いたラモス氏は「こんなすばらしい賞をいただいて、言葉が出ないくらいうれしいです。心から感謝します」とあいさつ。

　かたせは「５月の８日に６０歳になりました。まだ２か月も経ってないのにこんなにステキな賞をいただきました。うれしいです。ありがとうございます。まだまだ恋愛できる年齢でもありますし、みんなから『梨乃ちゃん』と呼ばれるかわいい女性になりたい」と喜びを語った。

　式典後に取材に応じると、ラモス氏は「気持ちは３５歳です。昨年倒れてまだ万全な状態ではないけど、気持ちは変わらない。人間は年齢じゃないです、気持ちです」と、きっぱり。報道陣が３月の会見時より足取りや口調がしっかりしていると感心すると「もっともっと皆さんに元気な姿を見せたいと思ってリハビリを頑張っているだけ。最初の２、３か月は大変だった」と話し、サッカーの監督も「もう１度やってみたいという気持ちはある。チャンスがあれば来年にもやりたい」と息巻いていた。

　“恋バナ”をにおわせたかたせは「（お相手に）まだ出会っていないので、これからどんな方に出会うかなという感じ」と笑み。すでに恋愛中ではないのかと探る取材陣を「違います。残念でした〜」と煙に巻いた。