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特別参与の杉良太郎「より質の高い活動に」

2017年7月26日 21:28
特別参与の杉良太郎「より質の高い活動に」

 歌手で俳優の杉良太郎(72)らが26日、都内で開催された「知って、肝炎プロジェクト Save The Life 2017」に出席した。

 7月28日の日本肝炎デー(世界肝炎デー)に先立ち、肝炎の早期発見・早期治療の大切さを啓蒙するイベント。
 「肝炎総合対策推進国民運動」(厚生労働省)の特別参与を務める杉は「このプロジェクトは2012年から始まりまして、今年で6年を迎えました。大使やスペシャルサポーターとともに、より質の高いプロジェクトにしていきたい」と語った。

 肝炎は自覚症状がないため、本人が気づかないまま病状が進行し、肝硬変や肝がんへと重症化する可能性も。杉は「少しでも多くの人に(肝炎ウイルス)検査を受けてもらって、もしウイルスを持っていると分かったら、治療に進んでほしい」と呼びかけた。

 杉の妻で歌手の伍代夏子(55)も登場。
 C型肝炎を完治させた経験から、伍代は「国民の皆さんに肝炎という病気をまず知っていただく。自覚症状がなくても感染している可能性があるかもしれませんので、早く検査に行っていただいて。放置すると手遅れになったりする怖い病気ですけど、治る病気であることも知っていただきたい」と語り、「コツコツと周知・啓発活動を続けていこうと今、強く思っています」と誓った。