俳優・岩城滉一（６６）の妻でタレント・結城アンナ（６２）が２８日、初の著書「自分をいたわる暮らしごと〜おしゃれで心豊かな日々の重ね方」（主婦と生活社）の発売記念イベントを都内で開催した。

　芸能界のおしどり夫婦として知られる結城が結婚生活から学んだ、自分のいたわり方や、人生の楽しみ方などのライフスタイルをつづった一冊。
　夫から「ボクはずっと好きなことをやってきたから。ママも好きなことをやりなさい」と後押しを受けて出版を決意したという結城は、「最初は『何もやってない私が本を出すなんて』と心配していたんですけど、出来上がった本がとてもいいものになったので、今はとても安心しています」と出来栄えに胸を張った。

　結婚生活も４０年以上になり、「お互いの接し方も慣れてきた」と話す結城は、夫婦の関係性について「２人でひとつという感じ。私が持っていない彼のワイルドさや不良さと、私のつまらない真面目さが一緒になったみたいな」と表現。
　「ずっと円満っていうわけじゃない。いろいろあった。考えてみたら、全然違う２人が出会って、一緒に生活しなくちゃいけないなんてすごく辛いことじゃないですか」と振り返りつつ、円満の秘けつを「乗り越えるしかない。時間が経てば冷静に相手を見ることができるし、（相手の）いいところも、自分の良くないところも分かってくるので、余裕を持って結婚生活をしないと。３年くらいで別れてしまうともったいない気がします」と明かした。