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セカオワSaori、早くも2冊目を約束

2017年11月2日 23:03
セカオワSaori、早くも2冊目を約束

 ロックバンド、SEKAI NO OWARIのSaori(31)が2日、都内で初の著書「ふたご」(文藝春秋)のトーク&サイン会を開催した。

 小説は、本名の藤崎彩織の名前で発表。夫で俳優の池田大(31)との子どもを妊娠中で、大きなお腹を抱えて会場に登場した。

 今作は、主人公の女子中学生・夏子が男子高校生・月島とバンドを組み、月島に導かれながら自らの力で自分の居場所を見つけようともがく姿を描いた青春小説。

 小説を書くきっかけはボーカルのFukase(32)に「小説を書いてみたら」と勧められたことだそうで「最初は『無理だよ』って言ってたんですけど、Fukaseに『やってみてないのに、なんで無理っていうの?』って言われて、それもそうだなと思って。自分の人生をベースにして、そこにフィクションを入れ込んで書いてみようと思った」と振り返った。

 本作は構想から5年の歳月をかけて書き上げたが、執筆中はFukaseからの“圧”に悩んだこともあったそうで「『あの曲の歌詞、まだ?』とか言われて。『小説の締め切りがあって…』って言うと、冷ややかな目で見られたりした。『小説書いたらどうかって勧めたのはFukaseなのに!』って思いましたね」と苦笑い。

 それでも小説ができあがったことはメンバーも喜んでくれたと明かし「次は自分の経験に基づかない話にチャレンジしてみたい」と次回作に意欲的だった。