俳優の石井正則（４４）が５日、「七代目　自転車名人」に選ばれ５日、千葉・幕張メッセで行われた就任式に出席した。

　ＮＰＯ自転車活用推進研究会が、自転車に親しみながら安全活用の模範となっている著名人を称えるアワード。過去には歌手の忌野清志郎さん、俳優の鶴見辰吾（５２）など、芸能界屈指のロードバイク乗りが就任してきた。

　石井は、ロードバイクではなく小径自転車（ミニベロ）の愛好家として選ばれたため、「こういうのに選んでいただけると思っていなかったので、まさかと。本当にうれしい」と満面に笑み。現在は“愛車”が１２台あり、行き先ごとに使い分けていることを明かした。

　自転車の魅力にはまったのは１７〜８年前だそうで、きっかけは、仕事の移動時にかかる「タクシー代を浮かせたかった」と石井。昨今、自転車の交通ルールが守られていないことが問題となっていることにも触れ、「基本的に自転車はオートバイとほぼ同じルールですと覚えていただきたい。（僕自身も）どんなに近所のコンビニへ行くにもヘルメットをかぶるようにしていますし、そういったことを体現していきながら、皆さんに発信していけたらと思います」と話した。