山本耕史、両立の秘けつは「頭、空っぽ」
俳優の山本耕史(41)と女優の濱田めぐみ(45)が2日、東京・新国立劇場で行われたミュージカル「メンフィス」の公開舞台げいこに参加した。
人種差別が色濃く残る1950年代の米・テネシー州メンフィスの街が舞台で、うだつのあがらない白人DJと黒人歌姫の愛の物語。
2人はけいこ前に取材に対応し、濱田は主演・演出を務める山本を「天才でした。大黒柱であり、我々のお父さんみたいな気持ちで、みんなが慕ってついていったので、安心感があった」と称賛した。
さらに、濱田が「(演技と演出が)よくこんがらがらないなあ」と感心すると、山本は両立の秘けつを「ドラゴンボールの(主題歌の)歌詞でもあるように『頭、空っぽの方が夢詰め込める』。あんまり勉強もしてこなかったし、いろんな知識を無理に詰め込んでなかったので。経験から見たもので、やっている」と説明。
ただ、40代になってから酒を飲むと、「最近は“三日酔い”が当たり前だから。次の日は使い物にならない。その次の日もまだ(酒が)残っている」と明かし、「けいこ場でも一回ばれちゃった」と告白。濱田も「お酒っぽいなぁってのが、ちょこちょこってありました」と振り返り、苦笑いした。
2017年も残り約1か月。
山本は「走りっぱなしだった。来年はちょっとゆっくりできるといいなぁって毎年一応、言っているんですけど、すごく幸せなこと」と多忙にうれしい悲鳴をあげ、濱田は「今年も幸せでしたし、来年もこの調子でガンガンいかせていただいたら、すごくうれしいなと思います」と語った。