北村匠海、新成人に熱いコメント「ありのままでいてください」 自分自身は“自由な大人なのかも”
映画は、2018年に本屋大賞を受賞した辻村深月さんの小説が原作。“鏡の中の城”を舞台に、さまざまな事情を持った中学生7人が、城の中に隠された鍵を探しながら、次第に心を通わせていく物語です。北村さんは、サッカー少年リオンの声を担当しました。
イベントでは、1月9日の成人の日にちなみ、“18歳の頃にどんな大人になりたいと思っていたか”をテーマにトークが行われ、北村さんは『自由な大人』と書かれたフリップをオープン。その理由について、「15歳くらいの時から、漠然と“早く20歳になりたいな”と思っていて。学生の社会を生きてると、窮屈だなと思ってたんですよ。“大人って自由だよな”って思ってたんですけど、大人になってみると、“学生って自由だな”って思うんですよね」と胸の内を明かしました。
実際に年齢を重ね、今の自分の自由度はどうか聞かれた北村さんは「自由・不自由なんてものはないんだなっていう。そういう考え方や価値観が違ったんだなって。縛られていると思うから縛られてるんだなっていう感じですかね。だから今すごいやりたいこともやって楽しく生きているので、自由な大人なのかもしれないですね」と明かしました。
成人を迎える人へのメッセージを求められた北村さんは「“成人って何なんだ”っていう風に思っている方もいると思いますし、はっきり言って僕は“成人って何なんだろう”って思います。大人になってみると、学生の時よりたくさんの出会いがあって、人としての幅がどんどん広がっていくのを年々感じたり、学生の時感じることができなかった事がたくさんありますので、何かになろうとか、何かにすぐ変わろうとしなくても僕はいいと思ってます。あなたのままでいい気がしてます。僕は多分高校生の時から何も変わっていないと思いますので。そういうありのままでいてください」と熱く語りました。