北村匠海「自分は流れに身を任せるタイプ」 悩める高校生に親身にアドバイス
■北村匠海「高校生の時のあだ名は“じじい”」
北村さんは、イベントに参加した約250人の高校生を前にして、「今回演じた役は、実年齢から10歳離れてるので、実際の学生を前にすると、年食ったなと思う。25歳になると階段がきつくなり、朝が弱くなる。高校生の時のあだ名は“じじい”で、その時から予兆があったけど“おじい”になる」と、体力が落ちたことを明かしました。
高校生から、“学生時代の思い出”を聞かれると「文化祭は、買い出しに行くなど、クラスのために頑張るのが好きでした。大人になると、学生時代の友達と会わなくなるので、勉強以外のもっと楽しい学校行事を大事にすれば良かった」と話し、「学生時代から芸能のお仕事をしていたので、学校という社会で孤独を感じていた」と、後悔の念を抱いていると明かしました。
また、“大きな壁にぶつかった時に、どう乗り越えたか?”という質問に、北村さんは「自分は流れに身を任せるタイプで、必ずしも乗り換えることが全てではないと思っていて、その壁も楽しんだらいい」と、自身の経験を重ねてアドバイスしました。
さらに、本作の“ひとつだけ『願い』をかなえる”という内容にちなみ、事前に高校生に提出してもらった“願い”から、北村さんが気になったものを紹介。“自分の良いところを見つけたい”という願いに、北村さんは「自分の良いところは見つけづらいから、例えば友達に言われた良いことは、鵜呑(うの)みにするといいよ」とエールを送りました。北村さん自身の願いについては、「学生に戻れるなら、もう一度同じ人生を過ごしたい」と明かしました。