藤本美貴、両立は「完璧じゃなくていい」
タレントの藤本美貴(30)が16日、都内で開催された「レディGo!Project」に出席した。
東京都がハローワーク等と連携して行っている、再就職を目指す子持ち女性を応援するプロジェクト。5歳の長男、2歳の長女を持つ藤本が“働くママ”としてトークショーを行った。
司会者に育児と仕事を両立させるコツを聞かれた藤本は「仕事のパーセンテージを下げるというよりも、生活の中でやらなくてもいいことを後回しにしたり削っていったりしている。仕事で手を抜くのは周りに迷惑がかかるけど、たとえば『洗濯は今日しなくてもいい』とか、そういう部分で妥協案を考えている。完璧じゃなくていいし、大変だし、つらいし、でもそれでいいって思ってほしい。あんまり落ち込まないでほしい」と自身の例を紹介。
夫婦での家事や育児の分担についても「最初から自分がやるものと考えて、相手がしてくれたら『ラッキー』くらいに考えたらイライラしない」と考え方のアドバイスを送った。
観客からの質問も受け付け、同じ男の子を持つ母親から「子どもが棒を持って離してくれなかったりするとイライラしてしまう」と相談を受けると、藤本は「分かります!」と大笑い。「私、そういうときは『棒を置け』って(ストレートに)言ってます。『持つなら短い棒を持て』とかも言いますね。男の子って棒が好きですよね〜」と悩みを分かち合っていた。