歌手で俳優で演出家の夏木マリ（６５）が２５日、著書「好きか、嫌いか、大好きか。で、どうする？」（講談社）のサイン会を都内で開催した。

　ライフスタイル誌「ＦＲａＵ」の連載「夏木マリの人生相談」を、大幅に加筆して書籍化。
　女性たちのさまざまな悩みに“夏木マリ流・悩み解決メソッド”を届ける内容で「人の相談に乗ることは勉強になりますよね。皆さん、やっぱり頭で考えちゃうのよね。一歩動くということをクセにしないと。一歩動くと次に行けますから」と改めてアドバイスをおくった。

　今年デビュー４５年を迎えるが、「今年は何もしないんです」と宣言。
　節目の年にイベントを行うことに照れがあるようで、「今年はインプットの年にしたい」と語った。
　
　きょう閉会式を迎える平昌オリンピックの話題になると「友人たちとも話すんですけど（オリンピック選手は）今日やることは今日やるんでしょうね。私みたいに『明日やろう』なんてことはしないんでしょうね。偉いなと思う。勉強させられます。素晴らしい」と代表選手を称賛。
　銅メダルに輝いたカーリング女子日本代表の北海道弁がお気に入りの様子で「『そだね〜』って、かわいい」と目を細めていた。