【すっちー】全国ツアー「暴れまわります」
吉本新喜劇座長のすっちー(46)がこのほど、インタビューに応じ、「吉本新喜劇全国ツアー2018」をアピールした。
新喜劇の全国ツアーは約9年ぶり。
全国に笑いを届けるべく、3月21日の広島公演から6月3日の大阪公演まで22都道府県23か所を転戦する。
ツアーで楽しみな場所は青森・八戸で、すっちーは「20歳の時に、原付スクーターで大阪から北海道まで旅をしたんですけど、八戸でガソリンがなくなりまして、(スクーター)をテクテク押している時に、すごく親切にしていただいたんです」と懐かしく回想。
八戸の人々に恩返しがしたいと意気込む一方、「(八戸で)すごく親切にしてくれた車のナンバーは確か、山梨かどっかで、全然違うところの人やったんですけど…」と記憶をたどって、すまし顔をした。
ツアーへ向けての準備は万全。
劇場で「すち子のねぶり飴」を客席にまくパフォーマンをするのが恒例だが、全国ツアーでは「(各地の会場の)2階席まで届くくらいの肩を作りたい。仕上げていきます」と腕を回して気合を入れた。
座員がステージで次々とボケを繰り出すのが新喜劇の見どころの一つだが、「むちゃくちゃなイメージがあるとは思うんですけど、ルールはある」とすっちー。
続けて「このノリになったら、この人のボケ、ギャグがあるなってという時には(他の人は目立つことを)控えるとか。お笑いのルールがあるんです」と説明し、「関東、東北、北海道の方々にはまだまだ(新喜劇は)知られていない部分がたくさんございますので、なじみの薄い地域の方にも吉本新喜劇の魅力が十分、分かっていただけるように舞台で暴れまわりますので、ぜひ劇場に」と来場を呼びかけた。