ユーミン、村井氏の渡辺晋賞受賞を祝福!
作曲家・編曲家・プロデューサーとして荒井由実(ユーミン)やイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)らを世に送り出した村井邦彦氏(72)が「第13回 渡辺晋賞」を受賞し2日、都内で行われた授賞式に出席した。
エンターテインメント業界の発展に寄与したプロデューサーに贈られる賞で、村井氏は「子どもの頃から賞に縁がなかったので、大人になりこのような賞をいただけてとてもうれしい」と喜び、「僕たちの仕事は、いい友達と仕事をすることによって初めて可能になります」と、関係者へ感謝の気持ちを伝えた。
会場には、村井さんが「アルファレコード」を設立した際の契約第1号作家で、公私にわたって50年以上もの付き合いがある松任谷由実(64)も祝福に駆けつけた。
花束を手渡した松任谷は、「こうしてお祝い、ご恩返しができるのも、村井さんに『荒井由実』としてこの世界に送り出していただいたからです」と感謝を述べた。
アルファレコード時代の楽曲は、アナログ盤の素晴らしさが詰まった作品で、今でも若いミュージシャンから評価されていると語り、「デビューアルバムは目の上の瘤(こぶ)みたいなものですが、それを超えるべく(夫で音楽プロデューサーの)松任谷正隆とずっとやってきて、超えられないところも超えたところもあり、これからも超えられないところがあるからこそ、走っていける」と、影響力の大きさを明かした。