濱田めぐみ、フライングは「“魔法”で」
ミュージカル「メリー・ポピンズ」の公開げいこが23日、東京・渋谷の東急シアターオーブで行われ、キャストの平原綾香(33)、濱田めぐみ(45)、柿澤勇人(30)、大貫勇輔(29)らが劇中のナンバーを披露した。
空から飛んできた不思議な家庭教師メリー・ポピンズとバンクス家の交流を描く傑作ミュージカルで、今回が日本初上演。
18日から24日までプレビュー公演が行われており、柿澤とWキャストでバート役を務める大貫は「お客さんがいるってことがこんなにも自分にエネルギーを与えてくれるんだということをすごく実感したプレビュー公演でした。本公演になってからさらに磨きをかけて、より良いものにしていきたい」と25日からの本番を心待ちにした。
同作は各国で上演を重ねてきたが、濱田と平原がWキャストで演じる主人公・メリーのフライングシーンは滞空時間も飛距離も“日本版メリー”が世界最長。
平原が「まったく怖くない。“魔法のシステム”(=フライング装置)がいいんでしょうね。お客さんがすごく幸せそうに見上げてくれるあのシーンが、1番幸せな瞬間。かなり見応えもあると思います」と話すと、濱田も「かなり客席の近くまで行くので、見ている方にもかなりワクワク感があると思う。かなり長く、ずっと“魔法”で飛んでいます」と明かし、笑いを誘った。
舞台は25日から5月7日まで同所で。