モーニング娘。の元メンバーで歌手の田中れいな（２８）が出演する舞台「信長の野望・大志　春の陣〜金泥の首編〜」が１７日、東京・渋谷の「ＣＢＧＫ　シブゲキ！！」で開幕した。

歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・大志」と完全連動した舞台で、田中が演じるのは信長の妹・お市の方。
本番前に信長役の鶏冠井（かいで）孝介（３１）らとともに取材に応じた田中は「普段とまったく違うので苦労しました。お市は凛（りん）としていて、あまり感情を出さないので…」と役作りの苦労を明かした。

それでも、自分なりに解決方法を見つけたそうで、田中は「せりふを練習するときに博多弁に直すっていうのをやっていたんです。たとえば『ですから！』というところを『だけんさー！』って直してみると、『こういうテンションで話せばいいのか』って分かったりして。自分なりに研究しました」と実演してみせて、笑いを誘った。
舞台のタイトルにからめて自身の“野望”を聞かれると、「５年前に『モーニング娘。』を卒業したときに１回終わったので、私の夢は」と田中。「『モーニング娘。』になりたくて東京に来て、がむしゃらに頑張った。それを終えて今は第２の道って感じで活動している」と説明し、「こうしてお芝居をやり続けられたらいいし、大好きな歌も続けていくというのが私の野望です」と話した。

舞台は２７日まで同所で。