滝川クリステル、犬・猫の殺処分ゼロ目指す
フリーアナウンサーの滝川クリステル(40)が22日、「パネル・フォー・ライフ」の発表会を都内で開催した。
「パネル・フォー・ライフ」は、滝川自身が代表を務める一般財団法人「クリステル・ヴィ・アンサンブル」の新プロジェクト。
同財団は2020年までに犬・猫の殺処分をゼロにすることを目標に活動しており、新プロジェクトで等身大の保護犬・保護猫のパネルを様々な場所に設置することで、新しい家族として迎え入れる機会を提案する。
滝川は約10年前から犬・猫の殺処分ゼロを呼びかけてきたが、個人での活動に限界を感じ、「同じ価値の命が共存、共生する社会」を目指して財団を設立。
自身も東日本大震災の際に福島県浪江町で被災したラブラドルレトリバーの「アリス」と生活をともにしており、「アリスも見つかった時はボロボロで、ガリガリで…。トラウマもありましたけど、今じゃもう、どうしようもない“やんちゃ”なお嬢ちゃん」と目じりを下げ、幸せな“共同生活”の一端を明かした。
東京五輪では、外国人が数多く来日する見込み。
滝川は「2020年が動物たちにも優しい日本であることを、外国の方が日本に来た時に素晴らしいと思ってもらえるようにご協力をお願いします。皆さんの気持ちひとつで世界は変わると思います。同じ命の彼らを、自分たちの家族として覚悟をもって見守っていただけたら」と力を込めて呼びかけた。