鳥羽一郎、師匠の心を継ぎ「演歌巡礼」
演歌歌手の鳥羽一郎(66)ら昨年2月に亡くなった作曲家・船村徹さんの内弟子5人が12日、栃木・日光市の「船村徹記念館」に併設されたホールで、コンサート「演歌巡礼 in 日光〜船村徹を歌い継ぐ〜」を行った。
船村さんが1978年から全国各地でギター片手に歌っていた公演「演歌巡礼」を2月から鳥羽が引き継ぎ、演歌歌手の静太郎(53)、天草二郎(47)、走裕介(44)、村木弾(38)と師匠の足跡をたどるコンサートを行っている。
この日は、船村さんの誕生日。2回公演に合わせて約700人のファンが詰めかけ満席の中、鳥羽らは「兄弟船」など全29曲を披露した。
鳥羽は「船村先生はたくさんいい歌を遺してくれました。先生の墓前でお線香を上げるのも供養だと思いますが、先生が遺した歌をいろんなところで歌わせてもらうのが先生への一番の供養になるのではないかなと思います」とあいさつ。
「今後は、これを恒例にしたいと思っています。みんなスケジュールを空けていると思います」と、師匠の誕生日に毎年コンサートを行う考えを明かした。