中川翔子「涙出てきた」 “大ファン”の漫画家・楳図かずおと約8年ぶりの再会
漫画家の楳図かずおさん(85)の世界を体感できる『楳図かずお大美術展』が28日から開催。開幕に先立って27日に行われたオープニングセレモニーに、楳図さんと“楳図かずおの大ファン”を公言しているタレントの中川翔子さん(36)が出席しました。
1970年代、『漂流教室』や『まことちゃん』、『おろち』などヒット作を連発した楳図さん。今回の『大美術展』は、楳図さんの“比類無き芸術性”に焦点を当て、代表作を通じて、気鋭のアーティストらとともに“楳図かずおの世界”を表現する展覧会です。
約8年ぶりに顔を合わせたというお2人。中川さんは「楳図先生、お会いしたかったです!お久しぶりです!お元気そうで本当によかったです。涙出てきた」と対面から感無量の様子。
一足先に展覧会を見たという中川さんは「見れば見るほどどうして先生はこういう線を引くんだろう?だったり、それの全てがカラーで見られる、大感動ですね」と楳図作品について幸せそうに熱弁しました。
また、展覧会を見に来るファンの方々にどのように楽しんでほしいかを聞かれた楳図さんは「今回自信満々なので間違いなくがっかりさせるようなことはないと思う。しっかりゆっくり見ていただいて説明も理解して飲み込んでいただいて、それでおうちに帰ったらその結果を皆さんにお知らせして、“クチコミ”っていうことでまたいっぱいお友達を呼んでくだされば僕はすごくうれしいです」と笑顔で話しました。
最後は中川さんから楳図さんに手紙付きの“ファンアート”が手渡され、楳図さんは「ありがとうございます。うれしい」と手紙とイラストをじっくりと見ながら感謝。さらに、「上手でしょう?ここまでくればこっち(イラスト)のほうでも生活が成り立つからね」と中川さんの絵の才能に感心した様子も見せました。