×

3人で215歳…中尾ミエ「舞台の終活」

2018年9月5日 16:39
3人で215歳…中尾ミエ「舞台の終活」

『The レビュー「カーテンコールをもう一度!2018」』の公開げいこが5日、東京・港区のEXシアター六本木で行われた。

かつての輝きを失った伝説のレストラン・シアター“カーテンコール”の再建に汗をかく、3人娘の奮闘を描く作品。
キャストの金井克子(73)、前田美波里(70)、中尾ミエ(72)、尾藤イサオ(74)が報道陣の取材に応じた。

プロデューサーを兼務する中尾は「昨年のお正月にやって、こうやって再演ができるのも皆さんが元気だから」と共演者に感謝。
金井がすかさず「来年は分かりません」と行く末を案じると、前田が「あと10年は!」とぶち上げるなど、息の合ったやりとりを見せた。

“70オーバー”の3人娘のレビュー用衣装は背中に大きな羽を背負い、美脚を露出するレオタード状衣装。
尾藤は「3人合わせると200歳を超えます」と3人娘の美脚をたたえた。

劇中でマジックも披露する中尾は「なかなかこういう格好をする場所がなくなっちゃった。死ぬ前に残しておきたいというか、いわゆる私たちの舞台の“終活”です」と、さらりと決意を表明。最後は「みんな、なるべく人のお世話にならないように頑張って」と、同年代に呼びかけた。

公演は、5日から7日まで同所で行われる。