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笑い飯・哲夫、青春小説で本屋大賞に意欲

2018年11月2日 11:33
笑い飯・哲夫、青春小説で本屋大賞に意欲

小説「銀色の青」(サンマーク出版)を発売したお笑いコンビ「笑い飯」の哲夫(43)がこのほど、日本テレビの取材に応じた。

進学校に通う高校2年生の主人公・田中清佐(きよすけ)らの、深く細かな心の機微を描いた本格青春小説。

哲夫は以前、仏教関係の書籍を発売した出版社から依頼を受けたことから「調子こいて、『やらせてもらっていいですか?』って書いた感じです」と出版の経緯を明かした。

清佐が同じ野球部のエースに渡した「100円」をきっかけに人間関係が壊れていく様を描いたストーリーだが、内容について質問すると、哲夫は謙そんしっぱなし。
「パクリまくっている小説です。僕は本を読むのが好きで、いろんな人たちの作品をパクッてパクリつくして凝縮した感じ」と明かし、「読んだ後に何にも残らない。薄い、薄い出汁を飲んでも、『薄いながら味わい深い』ってなったりすると思うんですけど、(この小説は)薄すぎて、出汁の味すらも分からん後味になる」と自虐的に紹介した。

控えめな哲夫だが、目標部数を聞かれると、「5000万部」と強気に宣言し、「日本人が1億数千万人だとしたら、2人に1人が買ってくれる算段」とニヤリ。
さらに、直木賞作家の西加奈子さん(41)、お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹(38)と食事をした際に「オレ、本屋大賞をとれたらカッコいいちゃうん?」と話したことも明かし、目標を「本屋大賞」受賞とブチ上げた。