市川團十郎「麻央も見守ってくれていた」 家族で乗り越えた襲名披露期間を振り返る
■「せがれも全うしてくれた」充実の1年を振り返る
團十郎さんは、「コロナもありまして、長く続いた襲名披露期間も、せがれ(新之助さん)も大きな風邪もひかずに全うしてくれた。私はやり遂げることが必然としてやらなくちゃいけないですけど、家族として乗り越えられて、麻央も見守ってくれていたんじゃないのかな」と話し、息子への感謝と妻・小林麻央さんに思いをはせました。そして「これからは八代目市川新之助として、私は十三代目の團十郎として、これから始まるというタイミング。見つめ直す期間に入りました」と、今後について語りました。
新之助さんは、「風邪をひいたことも何回かあったんですが、大きなケガとかはせず、歌舞伎に専念していた。新しいことにチャレンジしていたことが多かったです。1月も新作、10月も初めての『連獅子』、しかも大千穐楽も迎えた。(愛媛県の)今治のお城での歌舞伎もありました。新しいことに取り組めたのかなと思います」と、意欲的に過ごした1年だったことを明かしました。
2人が登場したのは、歌舞伎座で行われたF1ラスベガスGPのパブリックビューイングイベント。團十郎さんが、2025年4月に行われるF1日本グランプリの公式アンバサダーに就任することが発表されました。