音楽文化賞に沖縄音楽の普久原さんら
地道な活動で音楽文化の発展に寄与した功績をたたえる「第5回JASRAC音楽文化賞」の授賞式が16日、都内で行われた。
受賞者は、長年にわたる著述で戦時体制下の音楽の役割などを克明に浮かび上がらせた戸ノ下達也さん、沖縄文化を全国に発信してきた沖縄の音楽プロデューサーの普久原恒勇さんと備瀬善勝さん、特定非営利活動法人「鳴門第九を歌う会」が選ばれた。
なお、日本音楽著作権協会(JASRAC)の2018年上半期事業報告記者会見も行われ、東日本大震災復興支援として、著作物の使用料を寄付する「こころ音(ね)プロジェクト」の寄付先として、宮城県石巻市の複合文化施設(2021年3月完成予定)が選ばれ、建設費用の一部1500万円が贈られた。