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劇団プレステージ、生きることを伝える舞台

2018年12月12日 18:25
劇団プレステージ、生きることを伝える舞台

劇団プレステージの第14回本公演「終わり to はじまり」が12日、東京・渋谷の「CBGKシブゲキ!!」で初日を迎えた。

クリスマスイブの幸せな日常が一転、非現実的な不運に見舞われる様を描いた群像劇。
作・演出も担当する俳優の今井隆文(33)は「(ボーリング場、電車内、地下の)3場面の構成を違う感じで作れたらと思います」と明かし、「今年いろいろあったな、ちゃんと生きなきゃいけないなという思いを、出演者を使って舞台にした。生きること、当たり前のことをまっすぐ伝えられる舞台になっている」と自信のほどを示した。

初めて女性役を演じる太田将煕(まさき=24)は「初めての女子高生役です。女性の作法を自分なりに研究してやっています」と苦労をチラリ。
男性劇団員の中からベストチョイスしたという今井は「女の子ができるのが、この人しかない」と太田に太鼓判を押した。

同所で23日まで上演される。