斎藤工、撮影は「家族を見つけるような」
俳優の斎藤工(37)が2日、都内で行われた映画「家族のレシピ」の日本公開記念イベントに出席した。
日本とシンガポールのソウルフードをモチーフに、家族の絆を描いた作品。
今回は出演者や監督と一緒に作品にまつわる料理を楽しむイベントで、劇中で主人公・真人(斎藤)が家族の絆を取り戻すために作った「ラーメン・テー」(バクテーという煮込み料理と、ラーメンをかけあわせたオリジナルメニュー)を試食した。
斎藤は「僕にとっても大切な、意味深い一本になりました」とアピール。日本、シンガポール、フランスの合作映画で、群馬・高崎とシンガポールで撮影したが、「共通の方向に向かうことで、家族を見つけるような時間でした」と振り返った。
また、斎藤は「映画」と「料理」には通じるものがあると話し、「人に喜んでもらうってことだったり、いろんな材料を集めて、最後の味付けが決め手だったり、後片付けが大変だったり。同一線上にあるんじゃないかな」と説明した。
日本では3月9日から公開される。