今年１月にアイドルグループ「ＳＵＰＥＲ☆ＧｉＲＬＳ」を卒業したタレントの宮崎理奈（２４）がプロデュース・出演する舞台「不思議の国のカンタータ」が１３日、東京・渋谷の「ＣＢＧＫシブゲキ！！」で初日を迎えた。

不思議な街の見世物小屋で出会った若い女性たちの交流を、現実のアイドルグループの写し鏡のように浮かび上がらせ、終盤にどんでん返しの仕掛けで観客の度肝を抜く作品。２０１７年の初演に続く再演となる。

初演に引き続きプロデュースを務める宮崎は「ミュージカルでもない、ライブでもない、舞台でもない、という新しいエンターテインメントを作りたい」と意欲的。「前回よりパワーアップして、新しいエンターテインメントになっています。（特に）ダンサーさんがすごい。初演を見た人の腰を砕けさせられる」とアピールした。

ほかにも元スパガの渡邉ひかる（２４）、アイドルグループ「乙女新党」の元メンバー・其原有沙（１７）、「ＰＡＳＳＰＯ☆」の増井みお（２４）が参加するほか、「９ｎｉｎｅ」の吉井香奈恵（２５）も特別出演するなど、出演者は全員女性というカンパニー。
宮崎は「元アイドル、卒業しているアイドルさんとエンターテインメントを作りたかった」と起用理由を説明し、「一緒に同じ時代を作った同志だと思っている。“プチ東京アイドルフェスティバル”みたいに繰り広げられれば」と期待した。

舞台は同所で１７日まで。