【小籔千豊&すっちー】座長候補4人に期待
吉本新喜劇の座長を務めるお笑い芸人の小籔千豊(45)とすっちー(47)がこのほど、日本テレビの取材に応じ、座長候補4人について語った。
1959年3月に誕生した吉本新喜劇は、今年3月から60周年に突入。
メモリアルイヤーに国内はもちろん、海外(中国、タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシアなど)へも笑いを届けるべく、「吉本新喜劇ワールドツアー 〜60周年 それがどうした!〜」を3月28日の東京公演(よみうりホール)からスタートさせる。
60周年の重みは「懐かしの映像とかを見た時」に感じるそうで、すっちーは「『うわ、これちっちゃい時に見ていた』って改めて思う」と、しみじみ。
先輩から受け継いだ伝統やスタイルを座長として守りつつ、後輩たちに伝えていく立場でもあり、すっちーは「自分が座長をしているのは『大丈夫かな?』と思います。今まで築きあげられたものを今、(自分が)持っているとしたら、『大事に大事にしなければいけない』と改めて思います」と気を引き締めた。
新喜劇は3月1日から新体制となる。座長6人のうち内場勝則(58)と辻本茂雄(54)が2月末をもって勇退。吉田裕(39)、清水けんじ(43)、信濃岳夫(37)、諸見里大介(36)の4人が次期座長候補にあたる「リーダー」に指名された。
小籔は座長候補の4人に「メチャクチャ面白い台本を作ること、バリバリのスターになってもらうことが願い。そして『ええヤツ』(であること)。根性の悪いヤツが権力を持つと、ムチャクチャになりますから。心優しく、みんなのためを思って、後輩を優しく指導できるような座長に(なってほしい)」と期待を寄せた。
正式に座長へ昇格するために必要なことを聞くと、小籔は「結果です。集客もある。楽屋の中でも優しい。理念を発表してリーダーっぽく振る舞っている。お金使いもいい(に越したことはない)」と、きっぱり。
すっちーが手っ取り早い昇格方法として「小籔さんを論破するくらいの能力があったら一発でなれます。小籔さんは、ちゃんと理念があります。それを覆すことができたらスゴイこと。小籔さんが『その手がありましたか?』ってなったら一発です」とアドバイスすると、小籔も「ホンマ、そうよ」と強くうなずいていた。